もっと早く知っておきたかった!と思うくらい素敵な本があるので紹介します。
新版 保育とおもちゃ
発達表がついていて、子どもに合った玩具を用意できる!
遊びが幼稚園教育要領・保育所保育指針の中でどのように取り扱われているのか、原文を参照しながら解説されていて、わかりやすい。カラー写真が豊富で見やすい。おもちゃについて種類や発達との関連がまとめられていて、発達表もついていて助かる。年齢ごとと環境の構成方法についても実践されたものが載っていて、悩みの解決になりそう。
子どもとつくる保育シリーズ
子どもの姿と保育者の思いとせめぎ合いがたくさん書いてある実践書。どのエピソードも「わかる〜!」と頷きたくなるし、保育者の姿が書かれているので、「この時これでよかったのかな」と思う気持ちが晴れる本。サブタイトルがどれも素敵で5歳児保育は「本気と本気がつながって」4歳児は「揺れる心をドラマに変えて」3歳児は「イッチョマエ!が誇らしい」等、保育者なら胸にジンとくるものばかり。私はここから保護者会の資料のタイトルをもらって子どもの姿を伝えました。次年度のクラス発表がされたら、ぜひ手に取って読んでほしい。
絵本から広がる遊びの世界 読みあう絵本
汐見先生と降矢先生(めっきらもっきらどおんどん)がおすすめしているっていう推しのおすすめみたいなもので購入しました。目から鱗だったのが、絵本から始まる遊びの実践編のところ。からすのぱんやさんやめっきらもっきらどおんどんや、こんとあきとかの名作と子ども達の遊びの繋がりが書かれていて衝撃を受けた。巻末に載っている年齢別、季節別、絵本表がめちゃくちゃ役に立つのでそれだけでも買う価値あり。個人的に遊びの終わりが書かれていて、遊びの終わりってすごく悩むところだったので、すごく助かりました。
具材ーごっこ遊びを支える道具ー

子ども生活と遊び研究会著、庭ストア(上記リンク参照)が販売しているごっこ遊びの本。私はプラスチックとかでできているおままごと道具がキライなのです。

こういうのって、もうそれにしか見えないし使えない(例えば人参なら人参にしか見えない)ので、ごっこ遊びに必要な想像力って育たなくない?と思ってしまうのですが、この具材の本には様々な具材に見立てられる道具の作り方が書いてあるのです。実践編もあって、園を巻き込んで試したい〜!ってワクワクすること間違いなしです。
幼児の思いをつなぐ指導計画の作成と保育の展開
言わずもがな、文部科学省が出している本ですね。このシリーズ(と言っていいのかな)最近のものは全部かっているのですが、わかりやすくておすすめです。幼児の思いをつなぐ、とか主体的、協働的な学び等、色々な言い方がありますが、つまるところそれってこれだよねっていう答えがこの本を読み終える頃には自分なりに言葉にできるのではないかなと思います。後輩にも下手な保育書籍買うならこれ1冊読むよう伝えてます。あとやっぱり値段的にも買いやすくてありがたい。(保育書籍って2000円以上するもんね)
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