春から保育士として働く人へ、準備しておくと良いこと3選

保育のはてな

 節分が終わり季節は春。4月からいよいよ保育士だとワクワクドキドキしている方も多いのではないでしょうか。今回は、私が1年目の時に準備しておくとよかったな・・・と思ったものを紹介します。

子どもの待ち時間を埋めるスキル

 保育園生活では、待ち時間が結構あります。例えば片付けが早く終わった子達です。まだ他のお友達は終わっていないけど、次の活動があるから待たなきゃいけない。でも相手は子どもなので待ってて、では待てない・・・ここでこのスキルが活躍します。わらべうたでも、手遊びでも、シアター系でも絵本でも、なんでもいいので保育者から投げかけます。そうすると、待ってると感じられない、楽しい時間になるのです。私はどれも持たずに仕事を始めたので大変でした。しかも1年目はなかなか帰れないし慣れない仕事に気疲れします。家で物作りをしたりする元気はほぼ無いため、紙皿シアターを作るにもかなり時間がかかりました。仕事が始まる前に何かしらの対応策を用意しておくといいでしょう。

書類収納グッズ

 仕事始めには大事な書類を色々渡されます。保存場所をきちんと決めておくといいです。福利厚生関係、職場に関する書類、研修に関する書類など大きく分けて、ファイリングするようにしました。1年目が終わる頃にはファイルボックス1つ分くらいになりました。

 また、職場でも使うファイルを用意しておいた方がいいです。楽譜のファイル、教育・保育に関わる役に立ちそうな書類入れ、保護者に配布するお便りや園内の行事計画書等の保管用と最低でも3冊ほどあると、配布されたらすぐしまうことができ、無くさず、去年はどうだったかと思い出す時に便利かと思います。

子どもの歌

 大変恥ずかしいのですが、1年目で0歳を受け持った時の話です。寝かしつけの際にいわゆる子守唄を知らず歌えませんでした。また、同じく0歳クラスのとき、なかなか保育園に馴染めず、大泣きした子をあやすため抱っこをしましたが、歌が出てこず無言のまま抱っこして失敗に終わりました。一般的な童謡は知っていますが、赤ちゃんの歌(例:まあるいたまご)を知らなかったわけです。2〜3曲知っているだけでも違うと思うので、授業や実習で覚えた方、是非とも思い出しておいてください。

なので

終わりに

 あるといいことをつらつらと書きましたが、ぶっちゃけ用意できなくてもどうにかなります。仕事を始めると自然と他の職員の様子を見て覚えられます。真似ていけばいいのです。ただ、1年目は孤独です。同期と一緒に配属されても、同期と比べられる時は一人ぼっちの気分になります。だからこそ、新社会人になる前に用意できるものを書きました。少しでも大丈夫と思えますように。

 保育は人となり。1年目の荒波に負けず色々な保育者を見て、真似したいと思ったところを少しずつ取り入れて、あなたらしい保育を広げてください。

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